去年(2018年)12月に日本で公開され、話題になっていたインド映画パッドマン

この映画“パッドマン”はインドの貧困層で市販のナプキンが買えずに、不衛生で危険なぼろ布をナプキンに代わりにして苦しむ女性を救う為に、

自身で動物の血を使って擬似生理体験をしてみたり、何回も試行錯誤を繰り返し安価でナプキンが作れる製造機を開発した男性実業家の実話を元にした映画です。

私も公開した直後に映画館へ足を運び、何回でも観たいなと思うほどこの映画には感銘を受けました。

 

インドにはどんな生理用品があるの?

日本では血量が「少ない日」、「普通の日」、「多い日」、「おやすみ(就寝時)」用まで様々な種類のナプキンが売られていますが、インドではXLサイズが主要で売られています。

「XLサイズってどんだけ大きいねん!」と思うかもしれませんが、インドの生理用品のXLサイズは日本の生理用品のおやすみ用と普通の日用サイズの中間ぐらいです。

 

主にWhisperやSofyなどの有名ブランドが、都会・田舎問わずお店で売られているところをよく見かけます。

このナプキンはウィスパーのコットン製アロエの匂い付きナプキン。

7枚入りで25ルピー(約40円)なので、1枚約3.5ルピー(約5円)

外装パッケージに直でナプキンが7枚入っており、日本の生理用品のように個別でパッケージはされていません。

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りかザキ
使い心地は、可もなく不可もなくといったような感じ。かぶれができたり、漏れたりはせず日本で一般的に販売されているようなコットン製のものと変わりありませんでした!

 

 

こちらは7枚で29ルピー(約46円)で、先ほどのナプキンと比べるとほんの少しだけ値段があります。

お花の匂い付きで、コットンではなくナイロン?のような合成材料で表面が作られています。

 

日本では見られない、表面がツルツルのナプキンですが、しっかりと経血を吸い取ってくれます。

「表面がツルツルなんて、経血を吸い取ってくれないんじゃないか」と使用前は心配になりましたがそんなことは一切無く、むしろ日本人にはおなじみの表面がコットン製の生理用品よりかしっかりと経血を吸い取ってくれた印象があります。

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ですが、合成材料で出来ているナプキンは蒸れやかゆみなどが起こらないか心配がありました。
肌が敏感な人は、特に夏の時期などはかゆみが出てしまうかも!

インド人女性が作った竹ととうもろこしで出来たナプキン

インドの店頭で売られているところは見たことないですが、インド人女性が作った竹ととうもろこしで出来たナプキンがインドにあります。

 

10枚で249ルピー(約400円)と一般で売られているナプキン(先ほど紹介したようなSOFYのナプキン)の約6倍?!の値段ですが、すでに7万人以上の女性から購入されているそう。

 

このナプキンの考案者はタンヴィ・ジョリーさん27歳女性。

ナプキンによる発疹に長年悩まされていた彼女は、ほとんどのナプキンが合成材料で作られていることに気づき、竹の繊維とコーンスターチ(とうもろこしを原料とするでん粉)という従来の製品とは違った身体にも環境にも優しい成分を使ってナプキンを開発したそうです。

 

その生理用品ブランドCARMESIのサイトによると、

皮膚に直接触れるトップシートの部分は肌触りがソフトなコーンスターチで出来ており、吸収する繊維は抗菌性、吸収性、耐久性の優れた竹の繊維から出来ています。

とのこと。

 

また、従来のナプキンとは異なり、全て生分解性で出来ているため地球にも優しい。

ナプキン1つ1つに付いているナプキン廃棄用のパックも生分解性で出来ています。

廃棄用のバックが付いていたら、わざわざ使用済みのナプキンをトイレットペーパーでぐるぐる巻きにして捨てなくてもよくなりますよね。

しかも、デザインがシンプルでおしゃれ。

このナプキンは肌と地球に優しいというだけでなくデザインが洗練されていておしゃれなんです。

これだったら普通にトイレにそのまま置いておいても違和感ないし、ナプキン用のポーチなしでナプキンを持ち歩けそう。

いやああああ、日本でも発売されて欲しい!!!!

そして宣伝用動画では、経血の代わりに不自然な青い液体をナプキンの上にのせるのではなく、本物の経血のように赤い液体をナプキンの上にのせているところに好感が持てます。

 

CARMESIのECではインドでしか今の所購入出来ないので、インドに行った際は購入して実際に使用してレビューしてみます!