3月19日〜3月27日の9日間、女子3人で「インド旅」をしました。
3人とも同じ大学で、卒業式の2日後に日本からインドへ出発。
世間では大学生の卒業シーズンに旅行に行くことを「卒業旅行」などと言いますが、私はこの「卒業旅行」という言葉が嫌いなので「卒業旅行」とは呼びません。
なぜ「卒業旅行」というワードが嫌いなのかという理由は多々ありますが、1つの理由は新卒で4月から働く前に、「今しか時間がないから」という意味がわからない理由で焦ってせかせかと旅行をしているイメージがあるからです。
まあそんな話はさておき、私たちの「インド旅」の主な目的は以下の3つ。
- 色粉や水を掛け合うお祭りのホーリー祭に参加する
- インドという日本とは全く違う土地で浴衣を着て出歩く
- 砂漠で野宿
9日間という短期間ですがあまり予定は決めすぎず(インドでは予定通りに物事が進まないことが多いので)、航空券・列車のチケットと現地に着いてからの最初の宿だけを確保してインドへ向かいました。
ちなみに私はインドへ3回目の渡航。友達2人は初のインド。
さて、私たちの「インド9日間旅」はどうなったのでしょうか。
時系列に出来事を綴って行きます。レッツゴ〜
Contents
1日目(日本からインドへ)
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関西国際空港から中国東方航空の便に搭乗。のつもりだったが、チェックイン時にメンバーの1人がチケットの搭乗者名を入力間違えしているということに気づき、このままでは搭乗することができない事態に。この時すでにチェックインカウンターのクローズまで数十分だったので乗れないことも覚悟していたが、なんとか航空会社に電話が繋がり搭乗者名を正しく変えてもらえた。出発前からハラハラ。
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関空から上海への道のりでの機内食。結構美味しかった。特に何もすることがなかったので、前に座っていた日本人男子大学生グループの会話を盗み聞きし、インド9日間で何が起こるのか期待を胸に膨らませながら眠りにつく。
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上海で2時間のトランジット。飲料の持ち込み禁止だった為検査前に頑張って飲みきる。これぞもったいない精神。
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上海の空港では特にすることはなく、朝早い便だったために眠気が襲って来る。上海に着いた瞬間に周りにインド人が続々と増え始め、インドがだんだん近づいていることをじわじわと実感し始める。
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上海から約7時間のフライトを経て、インドの首都デリーへ到着。同じアジアなのに、近いようで遠いインド。
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デリーの空港のトイレはマークや色でなく、Theインドな写真で男女を分けています。
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空港から予約してある宿泊先へは、事前に行き先を伝えて料金を支払ってから乗車するプリペイドタクシーを利用。
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予約してあった宿泊先のAirBnbは少し入り組んだ住宅街の中にあり、タクシー運転手は困っていたがグーグルマップを頼りになんとか到着。クイーンサイズベッド1つとシングルベッド1つが置いてある部屋に宿泊。口コミ通り、綺麗に清掃されてある部屋で、ほんわかしたおばあちゃんがオーナーのすごく落ち着く雰囲気のお部屋。これで1日約2800円(=1人1日約900円)という最高な価格でした。
宿に着いて一安心し、長時間のフライトで疲れが溜まっていたので着いてからすぐにおとなしく就寝。
2日目(デリーの街をぶらぶら散策)
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きちんと午前中に起床し用意をして、宿泊先の近くのグルドワラ(シク教のお寺)へ。男女ともにシク教の人でなくても建物内に入るには頭を布で隠さなけらばなりません。
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私以外の2人にとっては初めてのインドでのチャイ。1杯10ルピー(約16円)。インドに来て初めにするべきことは「チャイを飲むこと」だと思います。暑い場所で熱々のチャイを飲むのは、スタバのクソ高いチャイとは天と地の差ぐらい美味しくて最高です。
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安全かつ快適なメトロで移動。
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メインバザールと呼ばれているパハールガンジで両替をしてお買い物タイム。外国人バックパッカーがよく滞在しているので、必需品が揃っていて過ごしやすいパハールガンジですが、騒がしくて落ち着かないので私はあまり好きじゃありません。ですが、日本円からインドルピーへの両替のレートがここはとてもいいです。
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そして写真スタジオで写真撮影。
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インドで履く用のサンダルを靴屋さんで3人とも購入。
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インドに到着してから初のレストランでの食事。南インド料理のドーサをオーダーしました。日本人は絶対みんな、ドーサのこのパリパリ感が好きなので、日本のインド料理屋は「バターチキンカレー!ナン!ラッシー!」ばかり売らずに、もっとドーサを普及させるべき。
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そしてオウトリキシャー(トゥクトゥク)に乗り、マクドナルドにてまたもや食事。インドのマクドナルドは、ポテトLが約130円、ドリンクSが約90円と少しだけ日本より安いです。味も普通に美味しく、日本と違うことはベジタリアンの人も食べられるようにベジタリアンメニューのバリエーションが豊富なこと。あと、ケチャップがたくさんついてくること。
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10ルピー(約16円)で買ったヘナコーンでヘナタトゥーを施して喜ぶ友達2人。私も初めてインドに来た時は、ヘナタトゥーのことばかり考えていたがもうヘナを見ても喜ばなくなってきてしまっている、、。慣れはこわい。
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芝生の公園で突然、何かの団体の劇が始まったので鑑賞。劇をしているところに普通に物乞いの子供が入っていき、「お金ちょうだい」と演者や客にせがんでいる姿が普通にあるところがインドだなぁなどと。
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公園でゆっくり休み、日が暮れてきたので近くのジャンパスマーケット(janpathmarket)へ。
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ジャンパスマーケット(janpathmarket)には、服やアクセサリーのみならずおもちゃや本にいたるまでたくさんの露店が立ち並んでいます。値札がついていないので、値段を聞くと最初は高値をふっかけられますが大体のものは1割〜半額以上値切ることができます。値切りのコツは、満足しない値段ならとにかく交渉し続けること。それでもダメなら、店から立ち去ろうとする。そうすると、店員が最終価格をふっかけてくれる場合が多いです。
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明日は私たちの今回のインド旅の目的の1つであるホーリー祭。明日一緒にお祭りに参加する私のインド人友人と私の友達2人は面識がないので、面会という名の食事会を4人で。
インドについてから初めて過ごす初日にしてはのんびりしながらも結構充実した1日だった。
3日目(ホーリー祭)
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今日は楽しみにしていたホーリー祭。宿泊先のオーナーがくれた卵を炒めて朝ごはんタイム。
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朝ごはんの買い足しに外に出ると、もうすでに色粉まみれになっている人たちがたくさんいました。「ハッピーホーリー」という合言葉と共に色粉をふんだんに塗りあって、水鉄砲や水風船などを使って水を掛け合っていました。
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野良のわんちゃんも色付いていました。
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ホーリー祭のイベントに行く前なのに、朝ごはんの買い出しにちょっと外に出ただけで私も色粉まみれに。あと、水風船を建物の上から投げられ命中してしまい濡れる。
そもそもホーリー祭とはなんなのかといいますと、
ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。 wikipediaホーリー祭より引用
バラナシやマトゥラーなどが激しいホーリー祭ということでいろんな雑誌やいろんな方達のブログに書かれているので有名ですが、屋外で誰しもが色粉を掛け合うので、外国人はセクハラの標的にされるとのことでも有名です。
そういった理由もあり、今回はインド人友人の勧めによりデリーで開催されているHoli Moo Festivalに参加することに。 チケット料金は3500ルピー(約5600円)かかりますが、ちゃんとお金を払ってイベント会場に入ることによって外国人を標的にする変な奴はフィルターにかけられるんじゃないかと。あと、チケット料金内に色粉とドリンク飲み放題も入っています。
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そんなこんなしているうちに、インド人友人のアシシが車で私たちのことを迎えに来てくれ、イベント会場へレッツゴー。車の座席は汚れないように新聞紙でしっかりプロテクトされていました。
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色が目立ちやすいように白い服を身にまとった人々が続々と会場へ向かっています。
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会場へ入るやいなや早速、太鼓の上に座らせられて色粉をかけられる友達。
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なぜか浮き輪をつけている人があちこちにいました。ちなみにここは陸地です。
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飲み物はソフトドリンクからテキーラにいたるまでいろんな種類のドリンクが飲み放題ですが、ドリンクを貰ってから飲んでいるとすぐに色粉をかけられ、細心の注意を払っていなければあっという間にドリンクが色水に変わってしまいます。
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会場内にはステージがいくつかあり、生演奏がずっと流れています。お客達も音に身を任せて揺れていて、ピースな空間でした。ラップがとてもかっこよかった。
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この水鉄砲の中身は水ではなくお酒。
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粉をかけたりかけられたり、飲んだり、音に乗ったりして、会場入りから1時間も経たないうちにすでに全身色付いた状態。
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アシシと私達。
4時間ほど思う存分に楽しみ、帰路へ。時々たまに「ここは本当に地球なのか?」と自問自答する瞬間が何回もあったくらい、非日常な空間でした。
そして私達の最終形態がこちら、、、
な、なんか汚いです。
それもそのはず。色粉や水のみならず、お酒や意味のわからないスプレーなどをたくさん浴びてしまったから。
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朝に見た、素材集に使われていそうなこのインド人の方々とは鮮やかさが違います、、。
宿に帰って体に染み付いた色を落とすのに3人ともかなり時間がかかりました。多分、1人あたり1時間以上は体についた色落としに時間を費やしました。
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しっかりとホーリー祭の残骸を洗い流し終わったあとは浴衣に着替えてディナータイム。
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「ここは京阪電車ですか」と思わせさせられる写真。私達は日本人なのですれ違うインド人に普通の服を着ていてももとからジロジロと見られますが、浴衣を着ていると「何事だ?」といったような感じで凝視されます。
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インド人で着物や浴衣を知っている人はごくわずかだと思うので、特に「KIMONO! YUKATA!」と話しかけられることはありません。
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日本ではない場所で、日本の伝統服を着るという異文化の組み合わせを私達は楽しみました。
4日目(インドの洗礼がはじまる)
ついにインド4日目。今日は、今滞在している「インドの首都デリー」を出発して「砂漠の街ジャイサルメール」へ電車で約18時間かけていく予定だ。
ですが私以外の2人は、お腹を下したり、嘔吐などの症状を訴え体調がすぐれない様子。
とりあえずチェックアウトを済ませ、ロビーで少し休ませてもらう。この時まだ時間はお昼前。電車の出発時間は夕方だったので、とりあえず近くの綺麗なショッピングモールへタクシーで移動。
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綺麗なショッピングモールとは、H&MやZARAなどの有名ブランドやフードコートなどが立ち並ぶ、日本のショッピングモールといたってかわりのないモール。
食事をとり、なんとか2人が動けるようになったところで、「砂漠の街ジャイサルメール 」行きの電車に乗るかどうか判断タイム。判断の結果、答えは「NO」。
ということで列車はキャンセルし、ここデリーに滞在し続けることに。
とりあえず、今から宿泊する場所を探す。3人で一部屋の部屋を付近で見つけるのになかなかてこづってしまい、体調不良の2人をかなり待たせてしまったが、評価がそこそこ高く、今いる場所から近く、3人用の部屋があるホステルを見つけた。
タクシーでホステルへ移動する。
ホステルへ着いた瞬間、小学校高学年〜中学生くらいのまだ声変わりもしていない可愛らしい男の子が出迎えてくれた。はにかんだ笑顔と、大人顔負けな立ち振る舞いが可愛いくて、私達はその男の子が何かをするたびに「可愛いな〜」とつぶやいていた。
大人のスタッフたちもとても愛想がよく、「このホステルを選んでよかった〜」と私は安堵の胸をなでおろした。
体調不良の2人は、部屋に着いた瞬間にベッドへダイブし、就寝。
数時間後に2人が復活した頃にはすでに日は暮れ、夜になっていた。
3人で机を囲み、話している時に、あの可愛らしい男の子が私たちの部屋をノックした。
何かと思いドアを開けると、私たちがチャイを飲んだ後のコップを回収しに来たとのことで、私達はコップをとり、男の子に渡した。
食器回収というなんの変哲もない出来事だったが、ひとつ変わったことに、その男の子のズボンのチャックは空いていて股間が飛び出していたのだ。
そして、数分後にまた男の子がドアをノックしてやって来て、水を渡しに来てくれた。
だが下半身の方をチェックすると、やはりズボンから股間が飛び出している。
水を渡してくれたあとは、はにかんで部屋から出て行ったが、ドアが閉まった瞬間から私達は呆然。そして起きていることが信じられなくて、ひたすら笑ってしまう。だが、だんだんと恐怖に変わってきてしまいインド人友人のアシシとその友達に駆けつけてもらい最終的には警察を呼んでもらってことなきを得た。
だが、今思えば「なぜその瞬間に男の子に自分達から怒れなかったのだろう」とか、「ビンタできなかったのだろう」などの悔しさが私は残っている。私に関しては、黒帯を取るまで空手習っていたのに何も活かされていないじゃないかぁ〜と。見せられるだけ見せられて、何もできなかったことに敗北感を感じる。
なぜ何もできなかったのかというと、男の子と大人スタッフがグルになっていて男の子に何かしたら大人スタッフが襲ってくるのではないかという被害妄想が瞬時に頭の中をよぎってしまったことと、女=立場が弱いと完全に思い込んでしまっていたからである。
もっと強く生きなければと思わされた事件であった。
あと、このような事件はインドだけでなく、日本でも世界中どこでも起こりうることなので女性のみなさん気をつけましょう。気をつけましょうというか、負けないで。
ちなみにこの事件のミソは、男の子の名前が『チントゥ』だったということです。
この事件の詳細はNoteにも書いています〜
5日目(友人の友人の家に居候生活はじまる)
昨日の事件が終わった時には夜中の0時を過ぎており、他のホステル探しが困難だった為、友人の友人の家に居候させてもらえることに。
ついさっき会ったばかりの外国人女子3人を急に泊めてくれる心の広さがすごい。
休息をとり、事件があったことによって体が目覚めたのか、体調不良だった2人は回復していて、今日は友人アシシの同窓会に参加させてもらえることに。
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場所はデリーから車で約30分ほどの場所にある、グルガオンのとあるレストラン。グルガオンは経済発展都市と言われていて、日系企業もたくさん進出しており日本人も多く住んでいるそう。
日本でいうビアガーデン的なテラス席ばかりのレストラン。出てくる料理どれもめちゃくちゃ美味しい。
インドでの食事というと、「ゴミだらけのハエがたかる汚い路上で食べる」というようなイメージがある日本人の方が多いと思いますが、日本のレストランと変わらないor日本よりも綺麗なレストランもインドにはたくさんあります。
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見ず知らずの外国人3人を、前から友達だったかのように受け入れてくれる心のキャパシティがすごい。しかも何年かぶりの同窓会だったらしい。インド人の人と人の間に線引きしないところは本当に見習いたい。
あと、みんなよく食べるしよく飲むしよく喋るしよく写真を撮る。
6日目(体調不良1名&美容院へ行く)
ついにインド旅も終盤にさしかかった6日目。そして人の家に居候生活2日目。
朝起きると昨日まで元気にしていた1人が体調不良。
今日は特に予定もなかったので、残された元気な2人で、めんどくさくて2日間ほど洗えていなかった髪の毛を近くの美容院で洗ってもらいに行くことに。
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久しぶりの洗髪でスッキリ。髪が多かったり長いと自分で洗うのが億劫だったりするので、人に任してしまうのもアリですね。
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私はついでに髪の毛を赤に染めてもらいました。
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体調不良者と髪を洗ってもらってスッキリした私たち。(ちなみに人の家)
この日は美容院に行ったり食事を買いに行ったりしたくらいで、特別変わったことは何もせずゆっくりと過ごしました。
7日目(お買い物など)
体調不良者はたっぷり寝て元気になったようなので、3人で外出。
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体調不良者だった彼女も数日間洗髪できていなかったので、早速昨日と同じ美容院で洗髪してもらいスッキリ。
そして、近くにfab india(ファブインディア)というインドの有名な服のブランドのお店があったのでそちらでお買い物を。
併設のfab cafe(ファブカフェ)というカフェがあったので食事をここで済ませました。
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内装が可愛いファブカフェ。
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ナフキンも優しい色合いで可愛い。
ビリヤニ(日本食でいう炊き込みご飯的なもの)とサラダを食べました。お値段は少しお高めですが(それでも日本よりは少し安いくらい)、優しい味で美味しかった。
8日目(居候生活終了)
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昨日買ったばかりのお洋服を着て出発です。3人のお洋服はどれも一着約1500ルピー〜2000ルピー。(2400円〜3200円) ブランドものなので、通常のマーケットなどで買うよりは少し高いですが、縫製もしっかりしていてクオリティがいいので、日本価格で考えると安いのではないだろうかと思います。
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居候させてくれた家の持ち主、写真左のディッシュさんには本当に感謝。繋げてくれた写真右のアシシにも感謝。
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とりあえずピザ屋で昼ごはん。隣の席で謎に自家製お弁当を食べていたマダム2人にお弁当を分けてもらいました。これがもうとても美味しかった。
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メトロでマーケットへ移動。インドのメトロ内は、インド人の方々が着ている服がカラフルなので車内の景色がとてもカラフルです。あと、電話を使ってもオッケーというカルチャー。
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ディリーハートというインド各州の特産品が集まるマーケットへ。ここは有料のマーケットで、入場料として外国人は100ルピー(160円)を払わなければなりませんでしたが、ヒンディー語で「チケット3枚」と言ったら、インド人料金の10ルピー(16円)で入ることができました。ありがとう。
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服のみならず靴もたくさん。
どこを見渡してもカラフルで、見てるだけで心が満たされます。
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インスタ映えっぽい場所にて。
9日目(最終日)
ついに今日は私以外の2人が日本へ帰ってしまうという「3人インド旅」最終日。
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朝9時からトライアルでヨガのコースを受講して一汗流し、写真館で撮った写真をまだ受け取りに行ってなかったので受け取りに。
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出来上がりはこんな感じでした。実物で見るとなかなかカオス。
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最終日なので2人はマーケットでお土産購入タイム。神様ステッカーやポストカード、バラマキ土産にインドの有名ブランド「Himalaya」のリップなどを大量買いしていた。
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ハンコ屋さんで、店主に無料で3人ともヘナタトゥーを腕に施してもらった。たった姿で向かい合って施してもらったのだが、3人とも施してもらった後の感想が「なんか、股間を自分の体に押し当てられそうになっていた気がする」でした。これで、股間事件2回目。
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3月という時期は、インドでは夏季なので日中は30度越え。とても暑いので長いこと外にいてられない。なので、フライトまでのあと数時間はホステルでのんびり。
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最後に写真をとり、2人からお手紙をいただき、2人は日本へと帰られました。
ホーリー祭に参加する、浴衣を着るという2つの目的は達成。あいにく、砂漠で野宿する目的は達成できませんでしたが、旅は生き物だし私たちも生き物なので全てが思い通りに行くことはありえません。むしろ計画が崩れたからこそ面白かった。
インドは大きすぎるし(日本の面積の約8倍以上)、面積だけでなくエリアによって文化も言語も違うので1つの国じゃないみたいだし、たった9日間だけじゃインドのひとつまみしか知れないけど、それはそれで私達なりに濃度の濃い時間を過ごせたので良かったし最高に楽しい九日間でした。
そういえば、有名な建物を見に行ったりなどの世間一般でいう「The 観光」的なこと九日間で全くしてないな。