道路が綺麗。空気も綺麗。水道水を普通に飲んでも問題ないという清潔な日本という国で過ごしている私達日本人は、バイ菌に対する免疫力が全然ない人がほとんどだと思います。
殺菌グッズもあちらこちらで使用されている日本。
そんな日本人がインドへ行くと下痢になってしまう確率が高いです。
私自身もインドへ旅行へ行った時は毎回必ず下痢になっていましたし、下痢になっている日本人旅行者にもインドでよく遭遇します。
原因が何なのかは定かではありませんが、
- 食べ物の違い(刺激が強い食べ物がインドには多いので)
- 清潔でないものを口にしてしまった(細菌性)
- 旅のストレス
が理由としてあげられます。
インドでできる下痢予防と対処法
完璧に防御することは難しいですが、予防することはできます。
予防策として
- 屋台の食べ物は避ける
- 外食での生ものは避ける(カレーを頼んだら付いてくる生野菜など。サブウェイなどの生野菜系サンドイッチも然り。)
- 食べ物を手で食べる前にハンドサニタイザーをつける。手を洗う。
- 水は必ずミネラルウォーターを飲む

下痢になっちゃたらどうすればいい?
いくら予防を完璧にしていても、下痢になるときはなってしまいます。
インドで下痢になってしまうと、日本の様にトイレ付きのコンビニが街中にあるわけではないので、なかなか苦しいものです。
下痢を抱えたまま出歩いても、「漏らしてしまったらどうしよう」と不安を抱えたまま歩くことになってしまいます。
そんなときはどうすればいいか。
「薬屋さんに行って、下痢用の薬をもらいましょう。」

これに尽きます。
日本の薬は効きません。
「郷に入れば郷に従え」です。
「pharmacyはどこ?」と滞在先のホステルやホテルのスタッフや、街の人に聞いて薬局に行きましょう。
下痢だと歩くのも辛いですが、街中だと薬局はたくさんあるのできっとすぐに見つけることができます。

「loose motion(インド英語)/diarrheaの薬を下さい」と聞くと、大体どこの薬局も慣れた手つきですぐに薬を用意してくれます。
ちなみに処方箋などはインドの薬局では必要ありません。しかも激安。
この写真の薬1シートで数十ルピーです。
私は色々な薬局で様々な下痢用の薬を試してきましたが、インドの薬は効き目がすごく良く、どこでもらった薬も飲んでから数時間後に効いてきます。
※飲んだ後数日間、便秘になるぐらい効くので、苦しくてどうしても下痢を止めたい時だけに飲むのがいいかもしれません。
下痢中のインドでの食事は何を摂取すればいい?
下痢を治すには絶食して水をひたすら飲むのが1番!だと思うのですが、下痢状態でもお腹は空きます。
「下痢のとき何を食べたらいいのかわからない。しかもインドにいる。」な時にお勧めの食べ物を3つ紹介。
1.ヨーグルト

ヨーグルトには整腸作用があるので、体内にいる菌を殺菌してくれます。
スーパーマーケットや売店で買うことができ、「dahiはありますか?」か「cardはありますか?」で店員さんに伝わります。
下痢中だけでなく、何かを食べた後にヨーグルトを食べると下痢対策にもなります。←これはインド人にも結構お勧めされる
値段は30ルピー〜70ルピーぐらい。
2.バナナ

オレンジなどの果物はお腹を冷やすので、お腹に優しい整腸作用のあるバナナが良いです。
道のいたるとこにある果物屋さんで3〜4本で10ルピーぐらい。
3.ヤクルト

日本の味を思い出させてくれるヤクルト。
腸内の悪い菌を退治するのを手伝ってくれるだけでなく、日本を思い出させてくれる味で飲むだけで心が安らぎます。
こちらもインドのスーパーや売店などのいたるところで購入可能。
1パック60ルピー。
下痢は体内の水分を奪っていくので、これら以外に水もできるだけたくさん摂取しましょう。
そして、お腹の中の悪い菌を流し出しましょう。
下痢中にスパイシーなものやオイリーなものは避け、お腹に刺激を与えない様にしましょう。
私はスパイシーなものが大好きなので下痢中でも我慢できなくて食べてしまい、いつも下痢が長引いてしまいます……。下痢中は食事に対して敏感に!!!