トイレ博物館って?
正式名称は「Sulabh International Museum Of Toilets」。
「スラブ国際社会福祉機関」によるトイレの博物館です。
このスラブ(Sulabh)というインドの機関は「世界の魅力的な公共トイレランキング第2位」のタージマハルのトイレ建設に関わっています。
デリーのトイレ博物館は空港から近いので、「空港近くで何かしたい」という時に丁度いい場所。
最寄駅はデリー メトロのブルーライン「Dwarka Sector 10」駅。
駅から徒歩では遠いので、駅からオートリキシャなどに乗るのがオススメ。乗車時間は15分程。
なにが観れる?
博物館内では”世界のトイレの写真”や、”変わった形をしているトイレの実物”がたくさん展示されています。
珍しい形のトイレをたくさん見ることができるってなかなか世界的にみても珍しい博物館ではないでしょうか。
公式サイトで館内のバーチャル見学をすることができます⬇︎⬇︎
http://www.sulabhtoiletmuseum.org/
私が訪れた時は、ガイドさんが付きっきりで施設内を案内してくれました。
こちらは糞尿から出るバイオガスから発電するという仕組みの装置。
廃水から作られる飲料水の仕組みについても実演しながら丁寧に解説してくださいました。
廃水から作られたお水は施設内でも飲むことができます。
施設の入り口に飲料水のATMが設置されていて、誰でもお水がくめるようになっていました。
学校見学
トイレ博物館のすぐ近くにある、トイレ博物館と同じ機関のSulabhが経営する学校にも案内してくださいました。
この「Sulabh Public School」は主にカーストが低い子供達に社会進出させることを目標に教育しているそうです。
服飾の授業が行われていました。
これまでの服の作品の写真が教室内にたくさん貼られていて、この写真はトイレットペーパーを使用した洋服コレクションだそう。
先生が「是非とも、写真をたくさん撮っていってください!!!」とおっしゃてくださったので、学校の様子や生徒さんたちの写真をたくさん撮影させていただきました。
美容の授業中。
生徒さんが慣れた手つきでヘナタトゥーを施してくれました。
また、生理用品の研究も学校内で行われていて、生理用品ができるまでの仕組みや生理用品の自動販売機についてなどの解説を生徒さんが熱心にしてくださいました。
デリーのトイレ博物館はこんな人にオススメの場所です
- 有名観光地巡りは飽きた
- トイレオタク
- インドのトイレの歴史を知りたい
- インドの社会問題について知りたい