インドの服屋で見かけるマネキンは、日本人の私からみるとヘンなものばかりです。

マネキンって購買意欲を上げるためにディスプレイされるものなのに、服の購買意欲が下がるような謎なものばかりなんです。

こちらの写真はインドのとあるマーケットで見かけた、アバターのようなマネキン。

人間の姿とは少しかけ離れているマネキンに着せられた服を見て「買いたい!」と思う人はいるのでしょうか。

こちらは子供服のマネキン。付けるのが面倒くさかったのか、手がなくて怖いですが、色が黄色と緑といったインドカラーです。

こちらは少しリアルなマネキン。少しは購買意欲を上げてくれるマネキンに出会いました。

子供マネキンが棚の上に突っ立っているスタイル。

よく見ると、目線は真正面でなく上を向きうつろ状態でした。

カツラがずれすぎて顔が見えていない状態。

カツラのせいで顔が見えていない状態のマネキンはインドのマーケットで結構な確率で遭遇することができます。

こちらは、髪の毛のアクセサリーを売っていたおじさんがディスプレイ用に使っていたマネキン。

腕にアクセサリーを突っ込んでしまうところも、なぜかワイルドなサングラスをつけてしまっているところもなかなかのカオス。

このマネキンはファッションのディスプレイ用に飾られていたものではなく、チャイショップ(紅茶の屋台)でただただ飾られていたもの。お店の人も「これはなんの意味もない、ただ飾ってあるだけだ」と言っていました。

色彩感覚も適当さ加減も日本人とは真反対なインド人の民族性がマネキンに出ています。

街の大きなショッピングモールに足を運んでみると、日本と変わらない、いたって普通のマネキンもディスプレイされています。

以上、インドのヘンなマネキンコレクションでした。