ナマステ。インドで生息している、りかザキ@ricazakiです。

インドの観光地といえば、誰もが思い浮かべる場所って「タージマハル」じゃないでしょうか?

で、、ですよね、、??

そんなインドの世界遺産・タージマハルはコロナウイルス第二波の影響により2ヶ月ぐらい閉まっていたのですが、2021年6月16日に再オープンしました。

その再オープンに早速私も乗っかって、

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りかザキ
よし、観光客で混んでない、いつもより美しいタージマハルを見に行こう!

と意気込んで、再オープンの数日後に電車で4時間かけてタージマハルのあるアグラという街へ向かいました。

アグラへ着き、リキシャに乗りホテルへ向かっているとリキシャドライバーが、

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ドライバー
なんで、今日来たんだ?
タージマハルは今、金・土・日は閉まってるんだぞ。

と嘘みたいなこと言うんですよね。

閉まってると嘘を言って、騙そうとしてきてるんじゃないかと思いタージマハルオフィシャルサイト をリキシャに乗りながら確かめてみると、、、本当に閉まっていることに気づきました。

ですが、気づいた時は時すでに遅し。もう、タージマハルのある地に足を踏み入れちゃってます。

完全にリサーチ不足。

当然、もうタージマハルの中に入って楽しむことができないのは確定なので、どうにかしてタージマハルの外からタージマハルを楽しむことにしました。

今回はその時のお話です。

タージマハルを観れるホテルの屋上から

今回は奇跡的に?一泊だけするつもりだったホステルの屋上がタージマハルの外観を観ることのできる場所でした。

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りかザキ
なかなか良くないですか…?このビュー。
現地の人の生活感のあるお屋根を手前に、奥にみえるタージマハル。

ですが、次々に私と同じような境遇のインド人国内観光客とそれをガイドするガイドさんがうるさくて、なかなかタージマハルをゆっくり落ち着いて眺めることができず。。

落ち着いて美しいタージマハルをみることのできる場所を求めて、リキシャに乗って移動しました。

川沿いに観えるタージマハル

リキシャの運ちゃんに往復運賃200ルピー払って、ホステルから6km先のタージマハルを眺めることのできるヤムナ川沿いの公園に連れていってもらいました。

リキシャでタージマハル側の川の向こう側へ行くために、川の上の橋をリキシャで渡ります。

リキシャに揺られて20分ほどでついた、タージマハルの裏側が観れる公園。

着いたら、このお兄さんに「俺の写真を撮れ」と言われたので、撮ってあげました。

いや、なんの写真、、、、。

公園の草むらをどんどこと歩いていると、タージマハルが観えてきましたー!!!

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りかザキ
めっっちゃいい感じにタージが観える!
この川沿いまで降りてくるのに、草のトゲで足を切っちゃいましたが、いい景色でした!!!

川とタージマハルのコンビの景色が、本当にいい感じでもうちょっと眺めていたかったのですが、警察が何かを取り締まっていて、近くに行けそうになかったのですぐに退散。

違うスポットへ移動しました。

ボートから観るタージマハル

先ほどの場所とはまた別で、タージマハルのふもとを流れるヤムナ川沿いにボートに乗ることのできるタージビューポイントがあるとのことで行ってみました。

タージマハルの東門?の横の道を川に向かってずっと歩いていくと、川のほとりにつきます。そこがビューポイントになっていて、ベンチが数個置いてあり、広場みたいになっていました。

着いた時は、夕方の日の沈む時間で家族やカップルのインド人国内観光客で賑わっていました。

広場から川のほとりに降りてくると、川にうつる綺麗な夕日と白いタージマハル!!と、多くのゴミ、、、。

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りかザキ
タージマハルと夕日だけで最高なのに、どうしても視界に入ってくるゴミの景色….。

ゴミの景色を視界に入れないためにも、ボートのおっちゃんにお金を渡してボートに乗ってみました。

さ、、最高な眺め!!!!

おじちゃんがゆっくりとゆっくりとボートを漕いでくれました。

川面に映るタージマハルもなかなか美しき。

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りかザキ
私が行ったのは夕暮れ時でしたが、早朝にボートに乗ってもすごくいい感じかも。次回はサンライズタージマハル観たい。
結論、タージマハルに入れなくてもタージマハルを楽しめちゃいました。
私の場合はリサーチ不足でコロナ渦で観光地の入場制限がイレギュラーな時期の閉館日にたまたま当たってしまいましたが、
何かしらの理由でこれからタージマハルに入場できなかった時はこのタージマハルに入れなかった時の楽しみ方を是非参考にしてみてください。笑

番外編:タージマハル周辺のコロナで大打撃を受けている店の様子

観光客向けのゲストハウスやレストランが立ち並ぶマーケット(タージガンジ)

写真の通り、かつてほぼ外国人観光客で賑わっていたマーケットは閑散としていました。

私が初めてタージマハルに来た4年前は、このマーケットは1m歩くたびに土産物屋やオートリキシャのドライバーに話しかけられてすごいうるさかった記憶があります。ですが、2021年6月、ほとんどの観光客向けの店がシャッターを閉め、日本語で話しかけてくる胡散臭いインド人は片手で数えられるぐらいしか出会いませんでした。

埃が積もりに積もったタージマハル近くの土産物屋

カフェで会った、今回大打撃を受けているであろう旅行代理店を営んでいるインド人のおっちゃんは「仕事がないよ〜。家にいたら妻に色々文句言われるし、毎日外に出て友達と喋ってるー。」と嘆いていましたが、すごい笑顔で楽しそうでした。

「金銭面はどうなってんだ….」と思いましたが、最終的に生活保護に助けを求めることができる日本と違って、インド人は家族や親族との結束が強いのでなんとかやっているんじゃないかと思います。

インドで生きていくには、いかに人と人の繋がりを持っているか….。

観光客がいなくなったインドの観光地でも、色々と考えさせられることがありました。長くなりそうなので、今日はここで終わり!

中からだけでなく、外からのタージマハルも是非楽しんでみてください〜!