ナマステ。インドで生息している、りかザキ@ricazakiです。

インドといえばヨガ!

ヨガといえばヨガの聖地、北インドはウッタラカンド州にある「リシケシュ」!

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りかザキ
そんな「ヨガの聖地・リシケシュ」にはヨガを学びに世界各国から人々が来るらしいですが、私はそこまでヨガに興味はなく、かじる程度にヨガができたらいいかな〜くらい。

そんなヨガガチ勢ではない私でも、思う存分今回リシケシュ旅を楽しめたので、ここに旅行記を残しておこうと思います。

コロナ渦旅行

今回リシケシュに訪れたのは2021年7月。インドのコロナ第二波が過ぎ去った頃です。
観光ビザの発給が停止されてから2年が経ち、以前のように外国人観光客がたくさんいるリシケシュではなくなっていましたが、それでも他のインドの観光地とは違い、コロナが流行る前からインドに滞在していて、フライトが止まってしまったためにリシケシュに残留している外国人がちょくちょくいらっしゃいました。さすが人気長期滞在先スポットの街リシケシュ。

ホテル&ホステル

旅の満足度を左右してくるものの1つはまず「滞在先」ですよね。

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りかザキ
今回私はリシケシュに3泊しましたが、2泊はホステルで滞在費を安く抑え、残り1泊はちょっといいホテルに泊まってみました。
2泊したホステル

今回2泊したのはインドのホステルチェーン「ZOSTEL」の個室ルーム。

Booking.comからお写真拝借

過去に2回ぐらい他地域のZOSTELホステルの個室ルームとドミトリーに泊まったことがありますが、どこもハズレなく、店員さん達の対応もいいです。

インドはシーツが謎の異臭を発していたり、シャワーからお湯が出てこなかったりと宿のハズレがどうしてもあるので、こういったホステルチェーンにはどの地に行っても安心して泊まれるイメージがあります。

共有エリアでは、デリーなどの都心部から癒しを求めてリシケシュにノマドワークをしにきたのか、ラップトップを広げて作業をしている人がいっぱいいました。

1泊したホテル

今回の旅の最終日に贅沢に一泊してみたのが、そこそこ有名っぽい「YOG NIKETAN」というホテル。有名なヨガアシュラム「ヨガニケタン」のそばにありました。

ヨガ系のイラストが飾られていて、家具類も可愛く、シャワーの水圧もパーフェクトなお部屋!!

窓の向こう側はガンジス川。朝起きて部屋から直接ガンガーに浸かる&ガンガーを眺めてボーッとすることができる最高なロケーションです。

ここのホテルのご飯が結構美味しくて、マンチョリアン(写真左下)は肉じゃないのに肉みたいでかなり美味しかったですww ちなみにリシケシュはベジとノンアルコールの街です。

そしてこのホテルは無料ヨガクラスが付いていて、ハタヨガとアシュタンガヨガから選ぶことができます。

クーラーの効いた、アロマのいい匂いがする部屋中でのヨガはさすがホテル内ヨガといった感じで最高でした。

私が参加したこの日の朝のクラスはハタヨガで、「あなたのできる範囲まででいいよ」というような教え方の先生ではなく、結構ストイックにガツガツと教えてくれる先生で楽しかったです。

ちなみに写真に写っているように、私の前にサリーを着てレッスンに参加している強者お母様がいましたが、もちろん、すごく動きにくそうでした。

窓からガンガーを眺め、美味しいルームサービスを食べ、朝・夕方にヨガをしてとホテル内でゆっくりしたい方にはオススメのホテルでした。

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りかザキ
私はホテルでゆっくりするタイプではなく、外をウロウロしたいタイプなので、こういったいい感じのホテルはちょっともったいなかったも!??
ですが、最高な水圧のシャワーでシャワーを浴びることができ、1時間ヨガをした後に隣のレストランですぐにご飯が食べれるのは最高でした。

カフェ巡り

リシケシュにはガンガービューのカフェがたくさんあります。しかも安い。

都心部のデリー・グルガオンだと、飲み物一杯200Rs〜(250円)しますが、リシュケシュのカフェはどこでもだいたい飲み物が50Rs〜(80円)でした。おったまげ。

OM FREEDOM CAFE

ガンガーを眺めることのできる、バリ島みたいな仕様のカフェ。建設が甘くて床が斜めになっており、ガンガーの方に転がってしまいそうでしたが、雰囲気は良く、食事も美味しかったです。写真を取り忘れましたが、インドの豆おせんべい・パパドとサンドイッチを食べました。どのサンドイッチにもポテトが付いているのですが、どれも200Rs(250円)ぐらいで十分お腹いっぱいになります。後、フルーツおかゆも美味しかったです。

BEATLES CAFE

こちらもガンガーを眺めることのできるカフェ。大きな橋のライトアップが観ることのできる場所にありました。

パスタとライスハッカヌードルが最高に美味しゅうございました。

ビートルズカフェという名前で、ビートルズの写真がたくさん飾ってありましたが、ビートルズの曲はかかっていませんでしたw

SHANTI SHANTI CAFE

誰かが上段でダンス今にもガンガーに飛びおちてしまいそうな場所にあるカフェです。ここで扇風機の風に当たりながら、ウダウダするのが最高でした。レモンソーダしか飲んでいないので、食べ物のクオリティはわかりません。今回は途中で雨が降ってきたのですぐ退散しましたが、またここでレモンソーダ飲みながらウダウダしたい。座布団臭かったけど。

カフェは上記以外に3件以上周り、3泊で合計6件以上周りました。ロックダウン後でまだオープンの準備をしているカフェや、外国人観光客が激減したために死んでいるようなカフェもいくつかありましたが、数年前にはなかったエアコン付きのスタバのようなカフェもできていて、都会と変わらないような過ごし方もここでできるなと思いました。

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りかザキ
リシケシュは菜食の街なので肉を食べることができませんが、どのカフェも野菜やフルーツを活かした食事がメニューにあり、そんな食生活を続けていたからか私は旅中、お通じとお肌の調子が良かったです。特にフルーツおかゆはインドの都会にはなかなかないメニューなので、好んで毎日頼んで食べていました。

ガンガーとボート

私が今回リシケシュに行ったのは7月の雨季の時期だったので、川の水が濁っていて、水の流れがかなり早めでしたが、雨季以外の季節であれば川は濁っておらず水色で美しいらしいです。笑

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りかザキ
こんな濁った川でも、国内観光客が沐浴をしていたり、川の麓でサドゥー(修業者)が寝ていたり、理解できないようなことをしていたりするので、ガンガーをただただ観てボーッと人間観察をしているだけでも立派な1つのアクティビティになると私は思っています。ガンガーをただ眺めるだけでも半日は過ごせるw

コロナ渦の為に乗客数の人数制限があるそうですが(ほんまか?)、一応ボートも動いていました。歩行者で混んでいる橋を歩いて渡らずに対岸に行きたかったので乗りましたが、ただただ乗っているだけでも気持ちよかったです。

リシケシュは、ラフティングをする場所でも有名なのですが、いつも少人数でくるので乗る気になれず。大人数でリシケシュに行くことがあればしてみたいなーー。

かつてビートルズが瞑想していた「ビートルズアシュラム」

今回初めてビートルズの4人がかつて瞑想修行をしていたビートルズアシュラムに行ってきました。

インド人の入場料は150Rs、外国人の入場料は600Rsでしたが、私はインドで働いているのでちゃんとインド人価格で入れましたよ。

情報を事前に調べなかったので、どこの部屋でビートルズが瞑想していたかなどの情報はわかりませんが、広い敷地を探検する感覚で歩くだけで楽しめました。施設内は詳しい案内表示などがあるわけではないので、ビートルズファンの方々は事前に情報を取ってから行った方がもっともっと面白さ倍増すると思います。

大人数で来て、この↑う●ち型?!のアーチに一人一人立って、写真を取ったらいい感じになるだろうなーとか考えながら探検するのが楽しかったです。言えば、この敷地は全て廃墟なんですが、リシケシュの中心地などと違って全く混んでおらず、写真家さんにとってはゆっくり思う存分写真が取れるだろうなーと思います。

↑トイレ。 

1960年代に作られたものらしいですが、50年以上経った今でも綺麗に残されているものがたくさんあるので、とりあえず、廃墟マニアの方はインドで一度はくるべき場所かなあと。

真ん中には「LET IT BE」の文字。ビートルズに関連した高レベルな落書きアートが至る所にされています。

そういえばビートルズアシュラムの前にあったジュース屋さんの看板に私の友達のカンガナ(写真一番右の女性)がいたので、行った時は探してみてください。笑

(左写真:左・カンガナ/真ん中・私/右・カンガナの娘ちゃんアシア)

インドのフリーモデルは活躍の幅が広そうです。

ドロップインヨガクラス

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りかザキ
ヨガガチ勢ではない私ですが、せっかくなので今回初めてリシケシュのドロップインヨガクラスに参加してきました。

普段であれば、時間とヨガの種類の案内ボードがいろんな教室の門に貼られているのですが、今回はコロナ渦中だったこともあり、町歩きをして探しても案内ボードは全く見つけられず。

「YOGA」と看板が出ているところに聞いてみても、今はクラスを開講していないと門前払いだったり、「5階まで階段で上がってヨガの先生に聞いてこい」と無愛想なやる気のない受付をされたりとコロナ渦中でドロップインクラスを見つけるのは意外と大変?でしたが、

結局ネットで検索して出てきたところに電話し、すごく愛想のよかった「ANAND PRAKASH」というアシュラムのドロップインクラスにお邪魔してきました。

すごく、大きくて綺麗な施設でした。かつてコロナ前は、この大きなホールに40人以上の生徒が集まっていたらしいですが、私が参加した時はこの広いホールに3人。

リシケシュでほぼマンツーマンでヨガを教わるなら今です。マジで。

先生は20代の女性の方で、ストイックにヨガを教えるタイプではなく、「あなたはあなたのままでいいのよ〜」的な感じのシャンティな先生でした。朝6時〜のヨガクラスで、私の脳みそはほぼ起きていませんでしたが、おかげさまで気持ちよく身体をほぐしながら身体を起こすことができました。

ヨガの後は同施設内の一階で、ファイヤープージャという神様の前でマントラを唱えながらハーブを炊く儀式に参加しました。

マントラはサンスクリット語で意味は何がなんだかさっぱりでしたが、聞きながら真似て唱え、見よう見まねで儀式に参加しましたが、久しぶりに頭の中を空っぽにしてこういうことが出来、いいリフレッシュになりました。

この「ANAND PRAKASH」というアシュラムは、最短3日〜泊まれることも出来て、三食の食事とヨガクラスがついて個室で1泊1000Rsでした。日本人の方々もかつてヨガを学びにこのアシュラムを利用した人もたくさんいるらしく、図書室には日本語の本がたくさん置いてありましたよ。

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りかザキ
今回のリシケシュ滞在で、今度は1ヶ月以上まとまった期間を作って長期滞在してみたいなと思えたリシケシュ滞在でした。
また、すぐ行きたい!最高に美味しかったフルーツおかゆを食べに!