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日本帰国時・政府の隔離施設待機体験談【2021年2月時点】

こんにちはー。インド在住のりかザキ@ricazakiです。

2021年1月中旬頃に厚生労働省から、「国籍を問わず海外から日本へ入国される方は出国前72時間以内の必要がある。」とお知らせがありました。

by 厚生労働省HP:水際対策に係る新たな措置について

ですが、「検査証明書を提出できない場合は、検疫所が確保する宿泊施設で待機」との記載もありました。

同年2月に一時帰国をしてきた私ですが、理由があり検査証明書が提出不可能だったため、インド・デリーから羽田空港へ着陸後に検疫所が確保する施設に4泊5日滞在させてもらいました。

もちろん、宿泊費用と3食の費用は無料でした。

検疫所の宿泊施設で滞在された方の体験記などの情報がまだまだ少ないため、これからどなたかの役に立つといいなと思い今回体験記を書いていきます。

※政府の水際対策は日々変更されているため、最新情報は厚生労働省HPを都度ご確認ください。今回の記事は2021年2月時点での情報です。

日本到着から検疫所が確保する施設入所までの流れ

日本に到着するとまずは、入国前に唾液でのコロナウイルス検査があります。

このプロセスと同時に出国前72時間前のコロナウイルス検査証明書を提出する必要があるのですが、提出できない場合は提出した方々とは別の場所で唾液検査の結果を待つことになります。

検査結果が出るまでの待ち時間は1時間弱で、朝だったこともあってか職員の方から「お腹空いてませんか?お弁当の配布がありますよ。」とのお声がけがありました。

インドから帰って来たばかりの私はここでもう「日本優しすぎる….」と感動していました。

検査の結果が陰性と出ると、隔離先の発表があったのですが、隔離先への移動はバスでの移動となる為に人数がある程度集まっていない場合は次にくるフライトから隔離先へ行かれる方がいれば合流して一緒に移動します。

私の場合は、インドからの同じフライトで検疫所が確保する隔離先へ行かれる方はおらず、インドとはまた違う国から飛んできて検査証明書に記載されている検査方法が無効なものだった為に隔離先へと案内されるようになった1名の方と一緒でした。

隔離先が決まって発表された後は、職員の方々と一緒に出国手続きと通関をしてからバスが停車している場所へと向かい、ようやく検疫所が確保する隔離先へ移動でした。

隔離先までの移動バスは遠足で使われるような大型バスで、もちろん人と人との間のソーシャルディスタンスは取り放題でした。

検疫所が確保する施設での隔離生活について

まず、バスで隔離先へ着くと、空港で渡された誓約書などを提出して、隔離施設独自の健康観察チャットの案内を受けます。

これは、渡された体温計で毎朝体温を測って、その日の健康状態などをチャット式で報告するものです。チャットで体調報告を忘れると、部屋に電話がかかってきます。笑

私の場合、選ばれた隔離先は両国のアパホテル。2020年夏にオープンしたばかりの、1,111室もある超巨大ビジネスホテルでした。

普通のビジネスホテルとは違い、ここはインバウンド向けに建てたものなのか中に温泉(大浴場)やプール、レストランやコンビニなども入っているそうです。が、隔離中は使用禁止でした。そして現在、この両国のアパホテルは一棟丸ごと行政へ貸出しているそうです。

部屋はこんな感じで、全てのものがコンパクトにまとまっていてかなり小さく感じてしまいますが(外国から帰国してきたばかりだと特に)、2泊目ぐらいから部屋のコンパクトさが便利に感じてきてしまい、すぐに慣れました。「住めば都」です。

洗面所とお風呂もコンパクトなものでしたが、無制限でお湯が出てくるわけではないインドの家に住んでいた身からすると宮廷に来たような気分でしたよ….

久しぶりの湯船は最高でした。

ベット前に付いているテレビは贅沢すぎるほど大きく、日本のテレビ番組からBBCまで観ることができました。また、洋画や邦画も数作観ることができ、AVもありました。さすが日本。

食事ももちろん三食無料でついてきました。

朝、昼、夜と決まった時間にドアノブに食事がかけられて、「今から食事を取ってもいい」という合図のアナウンスが放送で流れてからドアを開けて毎回食事を取っていました。

お水のペットボトルも三食と共に付いてきて、ホテルのアメニティーのお茶の粉やコーヒーの粉を追加でもらいたい時は、フロントに電話すると非接触の形式でドアの前に置いてくれました。

お菓子などの間食系は付いてこないので、必要な人はオンラインなどで頼むか、知り合いに差し入れを持ってきてもらうしかありません。

※ちなみに、お酒や生ものなどの受け取りは禁止されていました

私の場合、普段インドであまり日本食を食べていなかったので久しぶりの日本食弁当はかなり美味しく感じましたが、お弁当はいつも冷たい状態。流石に3日間も冷たい食事ばかりを食べていると心が虚しくなってしまっていました。

また、廊下に出ることもできず、ウォーキングもなかなかすることができない部屋の狭さでお腹が全く空かないので提供されていた三食のお弁当のみで常に満腹状態でした。

一応、運動不足解消の為に「超ラジオ体操」をテレビで流しながらしていましたが….。やはり、外の空気を浴びながらウォーキングなどをしたくなるもんです…。

入所から3泊目に唾液でのコロナ検査があり、陰性であればその日の夕方に退所もしくは次の日の朝に退所が可能でした。

退所後の移動は自由ではなく、検疫所が確保するバスで羽田空港まで再度帰されます。バスの停留所は、乗用車を一時的につけることができる場所だったのでここからお迎えの乗用車に乗って移動される方や、検疫所が確保する品川駅までの無料バスへ乗り換えられる方がいらっしゃいました。

私は結局4泊5日させてもらいましたが、小さい部屋で最低限の運動しかできない中で油物や炭水化物が多めの弁当を食べて肌が荒れてしまったのが辛かったです…..。

その他は無料だということを考えると特に文句はありませんでしたが、小さいお子様連れだと、狭い室内で数日引きこもるのは結構辛いものではないのかなと思います。あと、日本食が特に好きではないもしくは慣れていない外国人からすると結構キツイかもしれません。

私の体験談が少しでもどなたかの参考になれば幸いです!

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Editor りかザキ

  「カルチャーショックが好物です。」
インドを計半年、バックパックを担いで徘徊したのちに旅行系ライターやインド布のEC販売を始める。現在、インド・グルガオンにて生息中。

SUKOBURU -インド布の和服ショップ-

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